織田裕二主演シリーズ最新作「踊る大捜査線 N.E.W.」に高まる期待!熱血刑事・青島俊作の原点を振り返る
驚異的な競争率のオーディションを見事勝ち抜き、江口洋介と共に1987年公開の映画「湘南爆走族」でデビューを果たした俳優・織田裕二。以降も「東京ラブストーリー」「振り返れば奴がいる」といったドラマで次々と主演を飾り、日本を代表する俳優として成長を遂げた。そんな織田の代表作として誰もが真っ先に思い浮かべるのが、主人公・青島俊作を熱演したドラマ「踊る大捜査線」だろう。
1997年の放送スタート以来、スペシャルドラマや劇場版などでシリーズ化され、メガヒットを記録した同作。中でも、2003年公開の「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」は、公開から2025年までの22年間、実写邦画の歴代興行収入第1位に輝き続けたことでも知られている。サブキャラクターを主人公に据えた「踊るレジェンド」シリーズでも、2024年に柳葉敏郎演じる元警視庁長官官房審議官・室井慎次にフィーチャーした映画2作品が公開されるなど、今なお根強い人気を誇っている。そして、2026年9月18日(金)には、14年ぶりのシリーズ最新作「踊る大捜査線 N.E.W.」が公開されることが決定し、大きな話題を呼んだ。
フジテレビTWOでは、シリーズの原点となった1997年の「踊る大捜査線」を4月に一挙放送する。

同作の舞台となるのは、現在のお台場からは想像できないほどの空き地が広がり、それゆえに「空き地署」と陰口を叩かれている警視庁湾岸警察署。元敏腕営業マンの青島俊作(織田)は、交番勤務を経て、念願の刑事として強行犯係のメンバーになった。しかし、実際の現場は本庁の刑事とエリート官僚の管理官・室井慎次(柳葉)が支配しており、青島ら所轄は聞き込みなど地味な仕事に明け暮れていた。そんな状況でも、定年間際の大先輩・和久平八郎(いかりや長介)や東大卒のキャリア・真下正義(ユースケ・サンタマリア)ら強行犯係の面々や、盗犯係の恩田すみれ(深津絵里)など個性的な先輩たちからの厳しくも温かな指導や、青島が初めて刑事として携わった殺人事件の被害者の娘・柏木雪乃(水野美紀)との交流の中で成長を遂げていく。
■真っすぐな正義感で仕事に打ち込む、青島俊作を魅力的に演じた織田裕二の好演

織田が演じる青島は、刑事になる前はコンピュータシステム開発会社で成績ナンバーワンの営業マンだったこともあり、明るい笑顔が印象的な人なつっこい青年。憧れの刑事になれた喜びのあまり無遠慮な言動で雪乃を傷つけてしまうなど、失敗も重ねつつ、典型的な"昭和の熱血デカ"である和久の仕事ぶりをしっかりと観察。それを真似て容疑者や事件関係者の警戒心を解くなど、着実に成長していく。誰に対しても敬意を持って対応する青島は、自身の出世よりも、困っている市民を救うことを第一とする真っすぐな性格の持ち主。事件の容疑者を取り逃がしてしまい、本庁の刑事たちからは厄介者扱いされることも多々ありつつ、自分の正義を信じて仕事に打ち込む。
そんな青島を織田は、大きな瞳をキラキラと輝かせながら、ポジティブオーラ全開で表現。観る者すべてを青島のサポーターにしてしまうほどの素直で自然体の演技を披露した。彼が愛用するモッズパーカーが"青島コート"と呼ばれ、当時の若者がこぞって着用していたのも、青島が人気を誇っていた証拠と言えるだろう。

青島を支えるすみれや和久、真下を始めとする湾岸署メンバーや、青島のひたむきさに触れて大きな影響を受ける室井など、魅力的な登場人物たちも本作の大きな魅力のひとつ。最終回のクライマックスで、織田と室井役・柳葉が披露する演技合戦は見逃せない。

同作は"サラリーマンとしての刑事像"を描いており、ド派手なカーチェイスやガンアクションもなく、逮捕された犯人が動機を情感たっぷりに明かすシーンもない。一方で、縦割り組織内で自分の仕事を全うすることの難しさや、チームワークの大切さにスポットを当てた普遍的なストーリーで、今もなお愛され続けている。織田が演じた青島の仕事にかける情熱は、現代の若者たちの胸にも届くはずだ。
文=中村実香
放送情報【スカパー!】
踊る大捜査線
放送日時:2026年4月19日(日)10:00~
踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル
放送日時:2026年4月19日(日)19:40~
踊る大捜査線 番外編 湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル
放送日時:2026年4月19日(日)21:40~
踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル
放送日時:2026年4月19日(日)23:20~
チャンネル:フジテレビTWO ドラマ・アニメ(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
出演:織田裕二 柳葉敏郎 深津絵里 水野美紀 ユースケ・サンタマリア いかりや長介 ほか
こちら