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トラウマ級の展開で日本を席巻...映画「リング」で松嶋菜々子と真田広之が魅せた"恐怖"の表現

2026/08/17

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「Jホラー界の金字塔」となった映画「リング」
「Jホラー界の金字塔」となった映画「リング」

「それを見た者は7日後に必ず死ぬ」。テレビ画面から這い出る怨念の姿は、日本中を恐怖のどん底に突き落とした――。

1998年、日本のエンターテインメント界に「ジャパニーズ・ホラー」という歴史を刻んだ映画が公開された。松嶋菜々子と真田広之が出演した「リング」だ。

鈴木光司原作、中田秀夫が監督を務めた本作は、「見ると一週間後に死ぬ」という1本のビデオテープをめぐる物語。テレビディレクターの浅川玲子(松嶋菜々子)は、あることをきっかけに、呪いのビデオテープの存在を知る。調査の過程でそのビデオの中身を見た彼女は、元夫で大学講師の高山竜司(真田広之)に相談。彼もまたそのテープを見る。タイムリミットは7日間。2人は限られた時間で、呪いを解こうとするが...。

日本中を恐怖に陥れた貞子
日本中を恐怖に陥れた貞子

©1998「リング」「らせん」製作委員会

この作品を語るうえで欠かせないのが、あまりにも衝撃的な貞子の登場シーンだろう。突然映し出される古びた井戸の映像。その井戸から貞子は姿を現し、画面に近づいてくる。そして――。当時としては斬新すぎるその恐怖は、人々の脳裏に深く焼きつき、今も語り継がれるトラウマ的名場面となっている。

ただ、そんな映像ばかりが一人歩きしているが、本作の真骨頂は、畳みかけるような構成美にある。時代を感じさせる「VHSテープ」が鍵を握りつつも、ジワジワと忍び寄る恐怖演出は古さを感じさせない。1998年公開でありながら、観客の心を掴み続ける普遍的な没入感が、本作を傑作へと昇華しているのだ。

玲子(松嶋菜々子)と高山(真田広之)が呪いの謎に迫る
玲子(松嶋菜々子)と高山(真田広之)が呪いの謎に迫る

©1998「リング」「らせん」製作委員会

また、実力派キャスト陣の圧倒的な演技力が、本作に確かな"リアリティ"を与えている点にも注目したい。

非現実的な世界観を描く物語において、俳優陣が"やりすぎて"しまうと観客は冷めてしまうものだ。だが、2人は絶妙な表現力で観客を惹きつける。

松嶋は「やまとなでしこ」(フジテレビ系)、「魔女の条件」(TBS系)、「家政婦のミタ」(日本テレビ系)など、各年代でヒット作に出演。今年も「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」(テレビ朝日系)で主演を務め、「GTO」(カンテレ・フジテレビ系)では、キャストに名を連ね、話題をさらった。「リング」では、そんな時代を彩った彼女の"原点"とも言える演技が堪能できる。

一方、真田は「SHOGUN 将軍」(ディズニープラス)で、国際的評価を高めたことも記憶に新しい。彼の細部まで妥協を許さない真摯な役づくりと、細やかな感情表現は「リング」における"どこか影を帯びた佇まい"にも存分に表れている。

恐怖と焦燥感をリアルに体現する松嶋と、物語の深みを増す演技を見せる真田。2人が生み出す確かな安定感があるからこそ、この恐怖から目が離せないのだろう。「リング」が色褪せない「ジャパニーズ・ホラー界の金字塔」であり続けるのは、そんな名優たちの"説得力ある芝居"もあるからに違いない。

文=浜瀬将樹

放送情報【スカパー!】

映画「リング」
放送日時:2026年8月18日(火)21:00~
チャンネル:映画・チャンネルNECO(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

詳しくは
こちら

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