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天海祐希の若き日のサスペンスに注目!"疑われる女"と"謎を解く女"...「左手に告げるなかれ」「女検死官」で演じた2人の女性

2026/10/16

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「女検死官」
「女検死官」

天海祐希の魅力といえば、迷いのない言葉や凜としたたたずまいが印象に残る役柄を思い浮かべる人も多いだろう。だが、事件の謎を追うサスペンスドラマに目を向けると、同じ「強さ」でも、その表れ方は1つではない。

ホームドラマチャンネルで10月20日(火)に放送される「女検死官」(2000年)と、10月27日(火)に放送される「左手に告げるなかれ」(1997年)は、そんな天海の異なる顔を楽しめる2作だ。

天海祐希×内藤剛志、科学捜査で連続殺人犯を追う!元恋人への思いも揺れるサスペンス「女検死官」
天海祐希×内藤剛志、科学捜査で連続殺人犯を追う!元恋人への思いも揺れるサスペンス「女検死官」

(C)共同テレビジョン

「左手に告げるなかれ」で天海が演じるのは、殺人事件の容疑者となった女性。一方、「女検死官」では、専門知識を武器に連続殺人犯を追う女性検死官に扮する。

自分に向けられた疑いを晴らさなければならない女性と、遺体に残された手がかりから犯人の謎を解く女性。事件に向き合う立場が異なる2人を見比べると、天海が演じる人物の面白さも違った角度から見えてくる。

「左手に告げるなかれ」
「左手に告げるなかれ」

(C)共同テレビジョン 原作・渡辺容子(講談社刊)

■自分にかけられた疑いを晴らせるか――「左手に告げるなかれ」

小説家・渡辺容子の江戸川乱歩賞受賞作を原作とする「左手に告げるなかれ」は、わが身の容疑を晴らすために真犯人を追う女性保安士の活躍を描くミステリードラマ。天海はスーパーで保安士として働く八木薔子を演じる。

「左手に告げるなかれ」
「左手に告げるなかれ」

(C)共同テレビジョン 原作・渡辺容子(講談社刊)

薔子は、3年前に別れた愛人・木島(伊武雅刀)の妻・裕美子が刺殺された事件で、容疑をかけられてしまう。自らの無実を証明するために調査を始めた薔子は、裕美子の周囲を探り、彼女と犬猿の仲だった石毛家の息子や私立探偵の協力を得ながら、事件の真相に迫っていく。

「左手に告げるなかれ」
「左手に告げるなかれ」

(C)共同テレビジョン 原作・渡辺容子(講談社刊)

物語を引っ張るのは、裕美子が残した「右手」という血文字のダイイング・メッセージ。短い言葉に隠された意味が、事件の見え方を変えていく。

この作品の面白さは、薔子が捜査する側ではなく、疑われる側に立たされていることだ。自分の無実を訴えるだけでは、疑いは晴れない。事件の関係者を調べ、わずかな手がかりを追い、自ら真相を突き止めなければならないのだ。

「左手に告げるなかれ」
「左手に告げるなかれ」

(C)共同テレビジョン 原作・渡辺容子(講談社刊)

容疑者という立場に追い込まれながらも、事件の真相を探ろうとする薔子。誰を信じ、何を手がかりにするのか。血文字に隠された真実とともに、薔子が疑いを晴らすまでの道のりに注目したい。

「左手に告げるなかれ」
「左手に告げるなかれ」

(C)共同テレビジョン 原作・渡辺容子(講談社刊)

■遺体が残した謎を解く一方、忘れられない恋も――「女検死官」

一方、「女検死官」は、北海道で連続殺人犯を追うアメリカ帰りの女性検死官と、かつての恋人だった北海道警刑事の活躍を、2人の揺れ動く心情を交えて描くミステリードラマ。

天海が演じる頼口涼子は、FBIで研修を受けた経験を持つ女性検死官。その能力を見込まれ、北海道警察の特別検死官として赴任する。

「女検死官」
「女検死官」

(C)共同テレビジョン

しかし、涼子を待っていたのは難事件だけではない。かつてロサンゼルスで同棲していた刑事・向井雅章(内藤剛志)との再会だ。向井はすでに別の女性と結婚している。それでも涼子の心には、彼への思いが残っている。事件を解き明かす専門家でありながら、恋愛では簡単に割り切れない。

「女検死官」
「女検死官」

(C)共同テレビジョン

そんな涼子のもとに「この謎が解けなきゃ遺体が腐る」という不穏なメールが届く。ローマ字と数字を組み合わせた謎を解いた涼子は、郊外の原生林で女性の遺体を発見する。

「女検死官」
「女検死官」

(C)共同テレビジョン

さらに犯人からメールが届き、事件は次の被害者へとつながっていく。最新の科学検査機器を駆使して第二の被害者を発見した涼子は、犯人が仕掛けた事件の全容を追いながら、第三の被害者を救おうと奔走する。

「女検死官」
「女検死官」

(C)共同テレビジョン

本作では、検死官としての専門性が事件を動かす大きな鍵になる。遺体に残された情報を読み解くことが、犯人の仕掛けを見破り、次の命を救うことにつながるからだ。謎解きの緊迫感に加え、検死官として事件の謎に迫る涼子が、かつて愛した男性への思いを抱えている点も、本作の人物描写に奥行きを与えている。

「女検死官」
「女検死官」

(C)共同テレビジョン

■異なる立場から事件に挑む、天海祐希の女性像

「左手に告げるなかれ」の薔子は、疑いをかけられた自分自身のために真相を追う。「女検死官」の涼子は、専門知識を駆使して犯人の仕掛けを解き、次の被害者を救おうとする。どちらも自ら動く女性だが、その行動の出発点は大きく異なる。

「女検死官」
「女検死官」

(C)共同テレビジョン

そして、2人の物語には、過去の恋愛も影を落としている。薔子にとっては元愛人の妻が殺されたことが事件の発端となり、涼子にとっては結婚した元恋人への思いが心に残り続ける。事件を追う姿だけでなく、そうした人間関係が物語にどんな影響を与えるのかにも注目したい。

「女検死官」
「女検死官」

(C)共同テレビジョン

凜とした強さだけでは語りきれない、女性たちの事情や揺れる思い。約30年前の2作を見比べれば、天海祐希が演じてきた人物像の幅を、あらためて味わえるはずだ。

文=HOMINIS編集部

放送情報【スカパー!】

女検死官
放送日時:2026年10月20日(火)21:00~
チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
出演:天海祐希 内藤剛志 仲谷昇 石井トミコ 細川ふみえ 小野武彦 ほか


左手に告げるなかれ
放送日時:2026年10月27日(火)21:00~
チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
出演:天海祐希 小川真由美 石黒賢 伊武雅刀 さとう珠緒 平泉成 ほか

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