パク・ボゴムの人気に続く？ウォニョン(IVE)との「親密な2ショット」が話題を呼んだ新進俳優イ・チェミンの「最強の画力」

9月2日、ENHYPENのソンフンが韓国の音楽番組「ミュージックバンク」のMCを卒業してから約1ヶ月――9月30日に放送された1137回より同番組の新MCとして起用された新進俳優、イ・チェミンが注目を集めている。

■スビン(TOMORROW X TOGETHER)、ソンフン(ENHYPEN)の後任として期待のかかる「ミュージックバンク」の新MC

というのも、第37代MCだったソンフンが初出演した1092回(韓国放送：2021年10月08日)以前の男性MCは、第36代MC(2020年7月24日～2021年10月1日)にTOMORROW X TOGETHERのスビン、第35代MC(2019年7月5日～2020年7月17日)にGolden Childのボミンが起用されるなど、人気のK-POPアイドルが歴任していたから。

ソンフンと同時に女性MCとして起用されたIVE(アイヴ)のウォニョンの人気とも相まって、最強カップルとして抜群の知名度＆人気を誇っていた「ミュージックバンク」MCだけに、ソンフンの後任が、K-POPアイドルではなく、まだ無名に近い新進俳優だったことに驚いたファンは多かったことだろう。

ところが、新MCとしてイ・チェミンが初登場するや、ウォニョンと一緒に披露したスペシャルステージが反響を呼び、不安視されていた前評判を蹴散らし、SNSでも「イケメンすぎる！」「あの男性MCは誰？」との声が続出。何より189cmのチェミンが、170cm超のウォニョンと並んだ時の"最強の画力"や2人の"近すぎる距離感"、そして初登場にも臆することなく、ウォニョンとデュエットを披露したチェミンの堂々としたパフォーマンスが新鮮なインパクトをもたらした。

■過去のMCにはパク・ソジュン、パク・ボゴムも！新MC イ・チェミンの気になるプロフィール

この9月で22歳になった2000年生まれのイ・チェミンは、キム・スヒョン、ソ・イェジらが所属している事務所・Goldmedalistが発掘した新鋭で、「パラサイト 半地下の家族」(2019年)のチョ・ヨジョンが主演したドラマ「ハイクラス～偽りの楽園～」(2021年)でデビューしたばかり。今年6月まで韓国で放送されていたKBSドラマ「時速493キロの恋」(2022年)にも出演し、その整ったビジュアルと189cmというスタイルで、徐々に知名度を上げてきている存在だ。

そもそも、1998年から続く韓国の老舗音楽番組"ミューバン"こと「ミュージックバンク」は、トップスターの登竜門としての側面もあり、実は若手俳優のMCも多い。"ミューバン"ファンならば知っての通り、歴代MCには、ソン・ジュンギ(第25代)、パク・ソジュン(第30代目)、パク・ボゴム(第31代)ら錚々たる面々が並んでいる。

男女ペアで担当する「ミュージックバンク」のMCは、番組内でデュエットを披露する機会も多いことから、歌の上手い若手俳優のMC起用も目立ち、ソン・ジュンギ以降はその傾向が顕著になってきた。特にパク・ボゴムは、2019年3月に日本でソロ歌手デビューしたように、その音楽的才能や優れたMC力を買われ、ミューバン卒業後も番組の海外公演などで司会を担当するなど、今では様々な音楽祭でMCを務める存在となっている。

■ウォニョンとのハグが大きな話題に！新MCコンビが初披露した「距離感の近い」コラボステージ

そして現在、第38代MCとしてバトンを受け継いだイ・チェミン＆ウォニョン。初登場となった「ミュージックバンク #1137」では、ウォニョンが見守る中、チェミンがミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」(2016年)の劇中歌「City of Stars」をピアノの弾き語りで披露し、10cm＆＆ORANGE CARAMELの名曲「Hug Song(抱きしめて)」を2人がデュエットした。

「ラ・ラ・ランド」に登場する主演カップルの思い出のジャズバー"THE LIGHT HOUSE Cafe"を模したセットから、2人が手と手を取り合って移動し、ピンクの衣装に着替えて再登場したチェミンとウォニョン。前述した通り、高身長の2人が並んだ立ち姿はお似合いで、曲終りでチェミンがウォニョンを優しくハグする場面も。この距離が近すぎる2人のパフォーマンスが大いに評判を呼ぶと共に、そのまま新MCコンビの期待へと繋がることとなった。

ミューバン視聴者に新鮮な驚きを与えた新MCだが、続いて10月7日に放送された1138回では、IVEの3rdシングル「After LIKE」が1位に返り咲いたことから、番組恒例のアンコールステージで2人が並んでダンスを披露。この時、照れ笑いしながらたどたどしく踊るチェミンや、アイコンタクトを取りながらダンスをリードするウォニョンの姿が、またも大いに注目を集める結果に。旬な出演アーティストのパフォーマンスはもちろんだが、2人の"ケミ"が今後のミューバンを盛り上げていきそうだ。

文＝HOMINIS編集部